・公務員のボーナス事情について知りたい方
・どれ位もらえるのか、使い道などが知りたい方
公務員で一番嬉しい瞬間はボーナスの明細をもらった時かもしれません。
公務員はボーナスもらいすぎ!
大した仕事もしていないのにおかしい!
そんなことを言われ続けていますが、実際に実情を本当に理解している方はどの程度でしょうか。
公務員は確かに景気に左右されず安定的にボーナスが支給されますから、
今回はボーナスが出なかった…という民間企業の方からしたら羨ましく思われるかもしれません。
ですが実際は、思ったよりも多くはないかもしれません。
今回は公務員のボーナス事情について書いていきます。
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公務員ボーナスはどの位もらえるのか
そもそも公務員のボーナスの金額は、月額の給料を基準に算出されます(民間でもそうですが)
なので、勤続年数と役職に大きく左右され、月額の給料が高ければ高いほどボーナスの金額はあがります。
平均ボーナスがこれ位、とよくニュース等でいわれていますがいまいち想像しづらいと思いますし、あまり参考になりません。
国家公務員と地方公務員で多少差はありますが、
公務員のボーナスはだいたい給料の2か月分です。
今は1.95か月分等少し割り込んでいるところが多いかもしれません。
この水準は民間企業との乖離が発生しないように、毎年調整が行われています。
ですが基本的には少し前までは増加傾向にありました(と言っても、0.05か月分とかですが…)
コロナ禍が始まった位の時から、民間との乖離を調整するために今は少しづつ下がっている現状があります。
ですが、もらえなくなる、ということはありませんし、景気が持ち直せばまた元の水準に戻ります。
ちなみにボーナスの支給額は国家公務員→地方公務員の順番で調整されていて、
ボーナスが上がるときも下がるときも一般的には国家公務員から影響を受けます。
公務員のボーナスはいつ支給されるのか
ご年配の方から私もよく言われましたが、
公務員は年3回ボーナスの支給がある
というものです。
これは、嘘です(私の知る限り)。
現状のボーナス支給は6月と12月の年2回の支給になっています。
大先輩方に話を聞くと、確かに大昔は年3回、あったこともあるかな…と言っている方もいらっしゃいます。
真偽は明らかではありませんが、現状は2回です。
6月と12月にそれぞれ給料の2か月分が支払われますので、年額ではボーナスの金額は給料の約4ヶ月分となります。
ちなみに何日に支給されるかについては、組織によってまちまちです。
給料日が一律でないのと同じように、ボーナスの日もバラバラです(振込先の銀行の影響?等が考えられます)
公務員のボーナスの使い道は
公務員として働いていると、業務の割に年間の昇給額が少なく、
どんなに頑張っても給料に反映されないんじゃやる気が起きない…
という状態に誰しもなっています。
ですが、公務員で本当によかった、と思える瞬間がボーナスをもらえる時です。
毎回ボーナスの明細を見るたびに、こんなにもらえるの!?
と、驚いていました。10年以上働いていても毎回思っていました。
ボーナスの時期はみなさん心なしか顔がほころんでいて、優しい印象があります。
既婚か未婚かで大きくボーナスの使用用途は違いますが、
私の周りではあまり散財している方はいませんでした。
既婚の方の多くは家のローンに充てる
未婚の方の多くは貯金に充てる
これだけ聞いていると、さすが公務員、と言う感じがします。
(ちなみに私は貯金に充てていました)
さいごに
公務員にとってボーナスは家計を大きく支える本当に重要なものです。
今年の公務員の平均ボーナスは…というニュースが流れると
必ず公務員はボーナスをもらいすぎだ、全然働かないくせに、
とバッシングを受けてしまいますが、
もしボーナス支給がなかったとしたら公務員の年収は相当低いものになってしまいますし、
そしてあの業務量、ストレスの量だとしたらだれも公務員になりたがりません。
業績のいい民間企業であればもっと多く支給されているかもしれませんが、
それでも公務員のボーナスは恵まれているとは、確かに思います。
参考になれば幸いです。