公務員の育休の現状。『男性でも取れる』は本当なのか。

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この記事は以下のような方におすすめ
・公務員の勤務形態について知りたい方
・公務員の育休状況について知りたい方
とむやむくん
とむやむくん

公務員が育休を取り易いとは聞きますが、本当にそうなのでしょうか?

昔から公務員は女性の産休、育休の取得率はかなりの割合で高く、

産休後の勤務形態も柔軟に配慮して頂ける関係で職場への復帰率も高いと言われていました。

近年では男性も育児に積極的に参加し、育児に男性も女性も隔たりはないという考えの元、男性の育児休暇にも注目が集まっています。

では、福利厚生が手厚いとされている公務員の男性の育児休暇については現状どうなっているのか、書いていきます。

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男性の育児休暇の現状

まず、私が入庁した10年以上前では

男性の育休取得者はほぼゼロでした。

育休?それは女性が取るものでしょ?

というのが、風潮的にありましたし、取ろうなんて考えたこともありませんでした。

(何年かに1人位取っていたかもしれませんがすごく浮いていました)

ですが時代は流れて現在、公務員男性の育休取得者は、

とんでもなく増えました。

具体的な割合はそこまで高くはないかもしれませんが、

それでも子供が生まれると期間の長短はあるものの、ほぼ皆さん取っていらっしゃる印象です。

恐らくどこの組織でも最大1年まで取れるようになっていると思います。

マックスで1年取る方もいらっしゃいますし、数ヵ月、数週間取るという方もいらっしゃいます。

体感的には1年取得する方と短く取得する方の割合は2:8位かと思います。

まだ1年間取得する、というよりも数ヵ月、という方多いです。

私の親しい方でも1年取得をお子さんが生まれるたびに取得して、育児に積極的に参加していらっしゃる方が何人もいらっしゃいます。

働いている時は仕事の事ばかり考えて残業続きの毎日だった方が、途端に毎日育児に追われるようになって大変…という話を聞くとなんだかほほえましい気持ちになります。

公務員男性の育休はもう全く珍しいものではなく、誰でも普通にとれるものになりました。

職場内での扱い

ではそんな育休を取得して職場的にはどうなのか?と言う話なのですが、

まず、取得することについて何も言われないのか?

これについては、ほぼ何も言われないと考えていいです。

育休についても国指針ですから、公務員である以上積極的に取得を促さなければならない立場にあります。

業務が多忙であることは現実問題としてありますが、それでも取得させないわけにはいきません。

ただこれは表向きの話です。

現実職場内では結構困ります。

私の職場だけかもしれませんが、育休を取得した方が出たからと言って人員が補充されるわけではありません。

そうするとどうなるかと言うと、

ただでさえ、人数がギリギリの中で仕事をしているのに、人数が1人減り、他の人にしわ寄せがいってしまうということです。

さらに、育休取得の方の多くは、入庁1年目の新人というよりも、歩いて程度仕事に慣れてきている方であることも多く、

その方が抜けた穴は結構大きいです。

口では「育休ドンドン取ってください!」とはいうものの、現場レベルではかなり困ってしまう、というのげ実情です。

ただこれはそのご本人が悪いという訳ではもちろんなく、それに配慮して体制を作れない組織側に問題があるだけですので、男性でも積極的に取得すべきだと私は思います。

今後の流れ

今後ですが、男性の育休取得については益々増えていくと私は考えています。

男性の育休が注目され始めて数年経ちますが、

本当に最近になって急に取得する方が多くなりました。

おそらくみなさん取得はしたいけれど最初は様子見で、育休をとっても不利な扱いを受けないかどうか観察していた節があります。

ですが取得後問題なく職場復帰し、普通に昇進していくのを見て、じゃあ私も取ろうと追随しています。

なので、年数がたつにつれて、子供が生まれる=男性が育休を取得する、となる日もそう遠くないと感じています。

更に言うならば、時短勤務等のフレキシブルな働き方も今後どんどん男性にも認められていき、男女問わず積極的に子育てに参加できる環境が整うと思います。

さいごに

今回は公務員男性の育休について書いてきました。

業務内容的にはどんどん幅が広がり、益々忙しくなる一方の公務員ですが、

こういった福利厚生の面では、やはり率先して取り組む姿勢ができていくのはさすがだなと感じています。

参考になれば幸いです。

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