国家公務員一般職と総合職の違いは?年収や仕事内容について解説!

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国家公務員一般職と総合職の違いは?年収や仕事内容について解説!
この記事は以下のような方におすすめ
・国家公務員を目指している方
・一般職員と総合職員の違いが知りたい方
とむやむくん
とむやむくん

年収や仕事、試験科目などもかなり変わってきます。

国家公務員を目指したい!

でも、国家公務員にも種類がたくさんあって、よくわからない。

特に一般職と総合職の違いがわからない、そんな方が多いと思います。

なんとなく総合職が難易度が高い…みたいな話は知っているけど

詳細は知らないという方が大半なのではないでしょうか。

今回は国家公務員一般職と総合職の違いについて書いていきます。

一般職、総合職とは

〇総合職
政策の企画及び立案又は調査及び研究に関する事務をその職務とする係員
〇一般職
定型的な事務をその職務とする係員

人事院国家公務員試験採用情報NAVIより引用

このように職務とする内容が分かれています。

受験者数や倍率もかなり違いがあり

〇総合職(大卒程度「教養」以外)
受験者数 10,897名
合格者数  1,255名
倍率 8.6倍
〇一般職(大卒程度)
受験者数 20,788名
合格者数  8,156名
倍率     2.5倍

人事院国家公務員試験採用情報NAVI『2022年度国家公務員採用試験実施状況』より引用

受験者数、合格者数が多く、また合格がしやすいのも国家公務員一般職になります。

そもそも、あとで書きますが国家総合職を受験するためには特別に対策が必要になっていることや、

国家公務員一般職については他試験種と試験内容が重複しているため、併願しやすいという理由から倍率が上がっています。

公務員試験を受ける方はとりあえず国家公務員一般職を受ける、と言う印象です。

仕事内容・勤務地

先ほどの説明の通り、総合職の方がより広範囲な仕事をすることになります。

ただ、一般職の方が定型的な仕事ばかりやっているのか…というのはかなり疑問です。

(言いたいことがある方は多くいらっしゃると思います)

私が見ていた印象でも、

どちらの職種もかなり忙しく、定型的な業務からイレギュラーな対応まで臨機応変に対応している印象です。

ただ、勤務地については明確な違いがあり、

一般職については全国を9つに分けられたブロック内での採用になり、異動もその中になります。

一方総合職については、そういったブロックの区切りがないので全国転勤があり得ます。

年収・給与

年収や給与についても総合職、一般職には大きな違いがあります。

初任給が公開されていましたので、比較してみます。

総合職
院卒者試験  268,000円
大卒程度試験 236,440円
一般職
大卒程度試験 229,440円

人事院国家公務員試験採用情報NAVI『国家公務員の紹介』より引用

あれ、難易度が全然違う割にこれしか違わないの?

という印象を受けられたかもしれません。

ただ、総合職については昇進のスピード、また昇進できる地位がそもそも一般職と違うため、

ここからどんどん差が開いていきます。

単純に年収目当てで公務員になるべきではありませんが、そういった場合は総合職を目指した方がいいです。

試験科目・試験内容

総合職と一般職の大きな違いは試験科目や内容に表れています。

〇総合職
【一次試験】
基礎能力試験(文章理解、数的処理など)
専門試験(内容は試験区分による)
【二次試験】
専門試験(記述式)
制作論文試験(記述式)
人物試験
〇一般職
【一次試験】
基礎能力試験(文章理解、数的処理など)
専門試験(憲法、経済学、政治学など)
一般論文
【二次試験】
人物試験

パッと見ていただいてわかるかと思いますが、

圧倒的に総合職試験の方が内容が重いです。

もちろん出題内容も圧倒的に一般職よりも難しいので、別途の対策が必要となります。

一方の一般職については、この内容であれば他試験種とほぼ対策は変わりませんので、

特別一般職に対して対策をするという必要はありません(傾向等は把握する必要はありますが)

まとめ

国家公務員は国全体、国民のために仕事ができるという点で

公務員の中でも最も大きな仕事ができる場所であり、やりがいも大きい職種です。

ただ半面多忙であったり、転勤があったりということはありますが、

それでも国家公務員になりたいから公務員を目指しました!と言う方は後を絶ちません。

公務員になりたいけど何をするかまだ決まっていない方の参考になれば幸いです。

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