・公務員はやめとけと言われて不安な方
・実際の現状が知りたい方
近年の公務員の現状は確かに厳しいです。
依然として公務員人気が続く中で、
公務員はやめとけ、ならない方がいい
という話も耳に入ります。
目指そうと思っている方は何を信用したらいいか分からない、そんなに公務員の現状は悪いのか?
と不安になってしまうと思います。
今回は、なぜ公務員はやめとけ、と言われているのかについて書いていきます。
給料
まず給料面についてですが、
現状は
めちゃくちゃ儲かるわけではないけど、悪いわけでもない。
という状態です。
30代で年収500万程度ですから、決して悪くはありません。
むしろ良いと思うのですが、
それでも大手企業等に比べると見劣りはしますし、
正直ほぼすべての職員が年収1000万には到達することなく退職していくと思います。
労働時間
基本的には9時~18時、のように定時は設けられています。
そして定時で上がることも可能です、ただし部署によってはです。
これがかなりネックで、公務員の部署毎の忙しさの違いは異常です。
ある部署は毎日終電帰り
これが割と常態化しています。
どこに配属されるかはほぼ運に左右されるため、
良い部署に配属されればプライベートを充実させることも可能ですし、土日も当然休みです。
ストレス
私は公務員として10年以上働いてきましたが、
近年若い方だけでなく、
ベテランのご年配の方までストレスで体調を崩して休職している方が多いです。
私が公務員になりたての時はそこまでいませんでしたし、あまり考えられませんでした。
公務員への世間からの当たりの強さは今に始まったことではないですが、
仕事内容
基本的に公務員の仕事は3年あればベテランの域に達します。
このことからも、そこまで複雑な業務を行っているわけではありません。
ただし、3年~5年程度で異動が発生し、違う仕事を覚えることになります。
公務員の異動は、今まで学んできた知識、経験が全く役に立たなくなることがほとんどです。
そうなるとモチベーションは上がりませんし、何のために仕事を学んでいるのか分からなくなります。
公務員はやめとけ、について
たしかに、公務員には悪い面もたくさんあります。
向いていない人もいると思いますし、転職した方が人生楽しめる方も多くいます。
(実際私は転職していますし)
ですが、多くの方にとってはおすすめの職業ではあると思っています。
・昇給や昇任のしやすさ
・転勤の少なさ
・社会的ステータスの高さ
・福利厚生の充実
これらはやはり公務員ならではのメリットです。
よほど仕事にやりがいを求めている方や、やりたいこと、儲けたい等がなければ
公務員以上に良い仕事はなかなかありません。
私は辞めてしまいましたが、
それでも、住民のために仕事ができる、というのは実はかなり大きなことだと思っています。
民間企業であればもちろん、会社のために働かなければなりません。
ですが、公務員は地域のために、国のために働くことができます。
住民生活を支えることができる、きれいごとに聞こえるかもしれませんが、私は最後までその点は公務員の誇りだと感じていました。
まとめ
公務員はやめとけ、というのは
確かに一部の方にとってはそうなのかもしれません。
ですが大半の方にとっては公務員はむしろおすすめの職業ですし、目指す価値もあると思います。
目指していらっしゃる方は安心して大丈夫です。
参考になれば幸いです。
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