・公務員の残業事情について知りたい方
・現在公務員で周りの状況が知りたい方
公務員=定時帰り、というのは今では少し厳しいです。
「公務員は楽でいいよな」
住民の方にも、友達にも、親戚にも、さんざん言われてきました。
そういう部署も確かにあります。
ですが近年は公務員でもどこも多忙で、残業は当たり前になっている現状があります。
楽でいいよな、と言われて反論するのも面倒になって数年経つと笑って流すようになっていました。
今回はそんな公務員の残業事情について書いていきます。
今回は私がいくつか経験した部署のうちの3つについて、私と周囲の話を総括して書いていきます。
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1つ目の部署:帰庁時間19時~22時
1つ目の部署は事業実施をメインにする課です(具体的な部署名の言及は特定防止のためご了承ください)。
いわゆる一般事務や規定に沿って細かくやる、という所ではなく、
事業の企画⇒実施⇒効果検証
みたいなことをしている課でした。
仕事内容的には楽しい反面、ルーティン業務はほぼ無く、毎回毎回臨機応変な対応を求められます。
いくつも事業をこなしていくとある程度流れをつかむことはできるのですが、
何分初めてやる事業が大半なので時間がかかる上、土日祝日に事業があればもちろん休日出勤となります。
外部との調整も多く、時間外の会議も頻発するような部署でしたので、早くても19時帰庁という感じでした。
この課については少し忙しかったですが、それでも仕事内容はとても楽しく、あまり苦にはなりませんでした。
臨機応変な対応をし過ぎて、逆に規定通りに働くことが窮屈に感じてしまうようになりました。
2つ目の部署:帰庁時間17時~24時
2つ目の部署は規定の従って厳正な仕事をしなければならない課でした。
そして、完全に季節労働者、というタイプの課で、
一次は毎日終電帰り、休日も当然仕事、という極端な勤務体系でした。
規定に従ってしっかりと仕事をするため、根拠をしっかりと頭に叩き込み、間違いをしてはなりませんから
その辺りは公務員らしいと言いますか、自分の力にはなったと思います。
ですが一方でプライベート的にはかなり厳しく、例えば習い事等は長期ではできないですし、ある時期の映画だけは絶対見に行けない、みたいな形で
結構不便を感じることも多かったです。
3つ目の部署:帰庁時間17時~18時
3つ目の部署は組織の中でも楽と言われる課です。
組織の中でも人気の課で、そこまで多忙ではないけれどそこそこ仕事はある、ルーティン業務もそこそこあり、組織外との付き合いも少ない、そんな課でした。
油断していると昼過ぎに少しウトウトしてしまうこともあり、頑張って気を張って仕事をしていた覚えがあります。
およそ大半の職員が定時に上がり、課長級でさえ18時頃には帰庁していました。
こちらについては正直働いていてすごく楽でした。
色々な部署を回った感想
3年程度で部署異動になる公務員ですから、実際はもっと色々な部署を回っています。
残業時間や休日の状況も様々で、本当に公務員の業務の幅は広いな…といつも感じていました。
そして、最終的に思ったのは
と言うことです。
結局はその仕事のやりがいをどこまで持てるか、だと思います。
やりがいを持って、どこまで情熱を持って仕事に取り組めるか、結局それが一番仕事を長く続けていくうえで重要だと思います。
毎日定時上がりしていて有休を全部消化していても、私は退職したかったです。
毎日終電でも刺激的な毎日を過ごしていれば、いつも仕事に行くのが楽しかったです。
さいごに
少し偏った情報になってしまいましたが、私が経験した部署の残業事情について書いてきました。
もっと遥かに大変な部署も山ほどあります、定時上がりで仕事も全く少ない部署もあります。
冒頭にも書きましたが、あくまでも参考程度にしていただければ幸いです。