公務員の合格率は?倍率の低い(ないりやすい)職種も紹介!

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公務員の合格率は?倍率の低い(ないりやすい)職種も紹介!
この記事は以下のような方におすすめ
・公務員の合格率、倍率が知りたい方
・なりやすい公務員ランキングが知りたい方
とむやむくん
とむやむくん

合格率は職種(地方・国家)によって全く違います。

公務員になるのは難しい、とは聞くけれど

実際はどれ位合格することが難しいのか?

合格率や倍率が具体的にどの程度なのか。

しっかり把握している方はもしかしたら少ないかもしれません。

今回は職種ごとに合格率や倍率について解説していきます。

難易度については別記事をご覧ください。

国家公務員の合格率、倍率

まずは国家公務員についてです。

職種が多いため、併願が多く、受験者数も多い試験種を抜粋します。

〇総合職(大卒程度「教養」以外)
受験者数 10,897名
合格者数  1,255名
倍率     8.6倍
合格率    11.5%
〇一般職(大卒程度)
受験者数 20,788名
合格者数  8,156名
倍率     2.5倍
合格率    39.2%
〇財務専門官
受験者数  1,382名
合格者数     632名
倍率     2.2倍
合格率    45.7%
〇国税専門官
受験者数 11,098名
合格者数  4,106名
倍率     2.7倍
合格率    37.0%
〇労働基準監督官
受験者数  1,625名
合格者数     463名
倍率     3.5倍
合格率    28.5%

※合格率のデータは以下を元に示しています。
人事院 国家公務員採用NAVI『2022年度国家公務員採用試験実施状況

ざっと示すとこのような形となります。

これを見てわかるのが総合職以外は倍率2~3倍程度、合格率30%~40%程度はあるということです。

さらに、面接が得意な方には朗報ですが、

筆記試験(一次試験)については総合職を除けば半分以上の方が合格しています。

更に言えば公務員受験は受験料がタダ(無料)ですので、いくつでも併願することができるため、公務員試験対策をしていない方も受けることができますから、実際の倍率はもっと低いです。

地方公務員の合格率、倍率

受験者の多い首都圏の情報を元に書いていきます。

〇東京都庁(ⅠB一般)
受験者数  2,770名
合格者数   995名
倍率     2.8倍
合格率    35.9%
〇神奈川県庁(行政)
受験者数   704名
合格者数   178名
倍率     4.0倍
合格率    25.3%
〇横浜市(事務)
受験者数  1,792名
合格者数   293名
倍率     6.1倍
合格率    16.4%
〇さいたま市(行政事務A)
受験者数   678名
合格者数   191名
倍率     3.5倍
合格率    28.2%
〇千葉市(行政A)
受験者数   487名
合格者数   101名
倍率     4.8倍
合格率    20.7%

※合格率のデータは以下を元に示しています。
東京都『令和4年度職員採用試験(選考)実施状況
神奈川県『令和4年度実施結果
横浜市『令和4年度大学卒程度等採用試験実施状況・結果
さいたま市『令和4年度職員採用試験・選考 実施状況
千葉市『令和4年度実施分試験実施データ

地方公務員と一口に言っても都道府県庁から市役所まで採用人数は様々です。

一般的には、採用人数の少ない市役所等は倍率が高くなりやすいですし、

採用人数の多い都道府県庁は倍率が低くなりやすいです。

また、相当数の自治体があるものの、試験日程がかぶっていることが多く、併願がしにくい場合があることも特徴です。

なりやすい公務員ランキング

ここまでの情報から単純に合格率で比較すれば(紹介したものの中では)

1位 財務専門官
45.7%
2位国家公務員一般職(大卒程度)
39.2%
3位国税専門官
37.0%

となりますが、合格率は当然年によって全く違います。

この年はたまたまこうだった、という目安位にしてください。

ただ、長年見ていても国家公務員の方が合格率は高く出やすいのは事実です。

これは国家公務員受験の対策が大変なことが一番の原因だと考えています。

(市役所等は対策しなくても合格する方がたまにいます)

予備校や大学によって合格率は変わる?

出身大学や予備校によって合格率は変わるか、ということですが

どこの大学でも予備校でも、きちんと勉強すれば受かることが可能です。

一番良くないのはこの予備校は信頼できない、と転々と変えてしまうことです。

一度決めたらそこを信じて淡々と勉強を進める。

そうすれば必ず合格することができます。

予備校等が合格率を発表していないのもその影響かと思います。きちんと勉強する人は受かるし、しない人は落ちる。もはや予備校の力ではどうにもできないところです。

まとめ

今回は公務員の合格率について書いていきましたが、

意外と低いな、ということがわかっていただけたかと思います。

依然として人気の公務員ですが、全盛期の公務員人気に比べたら大したことありません(倍率10倍とか普通でした)

なりたい方は早めの準備、情報収集を密に行ってください。

参考になれば幸いです。

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