・公務員を退職したい方
・民間への転職を考えている方
民間への転職は躊躇されるかもしれませんが、意外となんとかなります。
「公務員は仕事が楽でいいよな」
「仕事の割に給料が高くていいよな」
「定時上がりで土日休みなんて最高じゃん」
公務員の方であればうんざりする程言われてきたことだと思います。
ずっと言われ続けていたからこそ、
どうせ公務員なんて民間じゃ通用しない…転職するのが怖い…
と思ってしまうのも無理はありません(私もそうでした)
今回は私の体験や転職した周囲の話から実際はどうなのか、書いていこうと思います。
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私は専門性があり、待遇的にも恵まれている職業で転職がしたかったため、 管理系求人(経理、財務、人事等)の部門で業界トップのこちらのサイトをメインにしていました。
仕事内容の違い
民間:会社のために利益を追求する
大きく区分するとこのようになると思います。
やはり公務員と民間で一番違いが出てくるのはこの部分です。
元公務員の多くが心配しているのは、民間の利益追求・ノルマ等による厳しい労働環境です。
ですが実際転職した方の話を聞いたりすると、むしろ民間の方が楽しい、とのことです。
私も感じたのですが、
公務員の時だって住民のためにサービスを提供するという聞こえはよく、楽そうな感じはしますが、
実際は一部のとんでもないクレーマーだったり、前例のないイレギュラーな業務だったり、理不尽な異動等が頻発していました。
確かに民間の利益追求というのは大変かもしれませんが、大変さの種類が変わっただけだと私は感じます。
入社した時は誰でも初心者ですからしっかり指導を受けることができますし、先輩に倣って仕事をしていけば何の問題もありません。
勤務時間(残業)の違い
民間:激務で残業、土日出勤が常態化している
こんなイメージではないでしょうか。
公務員として働いている方はお分かりかと思いますが、まず公務員のこのイメージは大きな間違いです。
近年は人手不足や所掌業務の増加から常に多忙であり、定時に帰れる部署方が少なくなっている現状があります。
一方、民間企業=激務、というのも間違った解釈であり、企業・業種などにより状況は様々でホワイトな企業もたくさんあります。
私も含め公務員から転職組の多くは労働環境としては改善しており、それに加え仕事のやりがいも感じています。
給料の違い
民間:企業により様々
これについては、認識にの通りだと思います。
公務員は業務の割に年収が高めであるというのは間違いないと思います(ストレス量に比べて低いとは感じますが)
ただ一方で、いくら仕事を頑張っても年間の昇給額は微々たるものであり、モチベーションを上げられるほどのものではありません。
民間はと言うと、そもそもの給与水準は企業によるところは多いですが、
優良企業に就職することができれば、スタートの年収が高く、加えて成果に応じてどんどん昇給していきます。
公務員で毎日22時まで残業するのと、民間で毎日精いっぱい成果を出し続けるのでは年収に大きな差がついてしまう現状です。
他福利厚生の違い
公務員は福利厚生が恵まれている、と言われています。
確かにそれはその通りで、一般的な福利厚生に加えて、各種補助や割引など結構な種類の福利厚生があります。
ですが、公務員として働いている方へお伺いしたいのですが、
どの程度その福利厚生を使いましたか?
割引額にしても年間1万円分も恩恵を受けることができているでしょうか?
そして、民間の福利厚生が全然ダメかと言われたらそんなことはありません。
さいごに
ここまでつらつらと公務員と民間の状況を比べてきました。
私も転職する際は大きな不安を抱えていました。
ですが実際転職してみて、全く後悔はありません。
むしろ年収も上がり、やりがいもあり、リモートで働くこともでき、最高の状況です。
公務員と言う職業の特性上、なかなか転職と言う一歩を踏み出すことは難しいです。
ですが、一歩外に出てみると、何小さなことで悩んでいたんだろうと、一気に世界が広がります。
転職を考えている方の参考になれば幸いです。