・公務員の定年延長について知りたい方
・いつから定年が延長されるのか知りたい方
公務員の定年=60歳の時代は終わりました。
自分が辞める頃には定年は70歳になっているだろうから…
という話をよく聞きますが、現状はそこまでの状態ではありません。
ただ、公務員の定年については実は既に延長が決まっていて、実際に動き出しています。
長く働けることが一概に良い、とは限りませんが
何歳まで働くことになるのかは興味がある方が多いと思いますので
今回は公務員の定年延長について書いていきます。
国家公務員の定年延長はいつから?スケジュールを解説
まず、国家公務員の定年延長については段階的に引き上げられることが決定しています。
令和7年度 62歳
令和9年度 63歳
令和11年度 64歳
令和13年度 65歳
このような形で2年ごとに1歳ずつ引き上げ、
最終的には65歳になる予定となっています。
※参照 人事院『国家公務員60歳以降の働き方について』
国家公務員の今の定年は何歳?
執筆時点では令和4年度ですから、
先ほどの表に当てはめると現在は60歳定年となっています。
来年度からは順次退職の年齢が上がっていくことになります。
地方公務員の定年延長について
さて、一方の地方公務員についてですが、
何かと国家公務員の少し後に動き出すことが多いため、
定年延長についても…
と思いきや、既に延長が決定しています。
令和7年度 62歳
令和9年度 63歳
令和11年度 64歳
令和13年度 65歳
この表のとおり、国家公務員と全く同じように延長になります。
なので国家公務員と同様、今新しく公務員になった方はほとんどが65歳定年ということになります。
※参照 総務省公務員部『地方公務員法の一部を改正する法律について』
定年延長によるデメリット
先ほど少し触れた給料が7割になってしまう、
と言う収入面でのデメリットはもちろんですが
単純に長く働くことになってしまう、ということもあります。
60歳以降は好きなことをして、悠々自適な生活をしたい…
と考えていると、少し先延ばしになるかもしれません。
ただ一方で現在60歳で定年退職した方でも、まだ元気だから働きたい!
と言う方は結構多くいらっしゃいます(私の大先輩たちも大半はそうです)
そうなると、正式に働き口を確保することができますのでそういった方にはいい制度なのかもしれません。
まとめ
定年が延長されることで、長く働くことができるようになる一方
自由に行動ができるようになる時間が先送りになります。
ただ、多様な生き方が尊重される現代で
一概に定年まで働き続けることが必ず必要、という考えは古いかもしれません。
ご自分に合った働き方で、後悔のないライフデザインをしてください。
参考になれば幸いです。
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