・公務員の安定性について知りたい方
・実際経験した人の話を聞きたい方
公務員=安定、本当にそうなのでしょうか?働いていて疑問に思う所が多くありました。
公務員に就職しさえすれば、一生安泰。
誰もがそう思っていますし、事実受験生の方の多くはその理由で公務員を目指しています。
大昔前からそういわれていますし、きっとそうなのだろう、と。
ですが、時代が劇的に変わっていく中で、今でも本当にそうなのでしょうか?
私自身働いてて思う所が多くありましたので、今回書いていきます。
【公務員からの転職、おすすめサイト情報!】
もし志望する業界がある程度決まっているようであれば、その業界に特化したエージェントを使うのが、求人数的にもノウハウ的にも有利になります(企業へのコネも強いです)
私は専門性があり、待遇的にも恵まれている職業で転職がしたかったため、 管理系求人(経理、財務、人事等)の部門で業界トップのこちらのサイトをメインにしていました。
安定しているとは言えない点
個人的に公務員が安定しているとは言えないことについて書いていきます。
それは、近年の労働環境の悪化です。
これはこのブログ内でも繰り返しお話ししていますが、
公務員として働いていくうえで、マイナスとなる要素が非常に多くなっています。
これらが安定とどう関係してくるのか、と言いますと
公務員に安定を求めている方の多くは
それなりの業務量でそれなりの給料をもらって定年までプライベートを充実させて働きたい…
と言う方が大半なのではないでしょうか。
まず、先ほどのマイナス要因が増えていくことで
⇒かなり過重な業務量
プライベートを充実
⇒残業や休日出勤の増加
これらが考えるため、思い描いている公務員生活を送ることが難しい面があります。
安定していると言える点
それでも公務員の安定していることについては
やはり給料面です。
確かに労働環境は悪化の傾向にありますが、給料だけは安定して高水準であることは間違いないと思います。
給料についてはこちらもご覧ください。
結婚、出産、家購入…など大きなライフステージの変化にも対応しやすく、
将来の収入のめどが大まかに立てることができますので、何の心配もなく生活することができます。
ただ一点注意が必要だとすれば、
部署によっては残業代が出ないところがいまだにあるということです。
働いた分の賃金をもらうのは当然の権利なのですが、公務員の予算事情が関わってきます。
公務員では一年間を通じて、前年度実績等をベースに残業代が各課に予算として割り当てられます。
今年は思ったよりも忙しかった…半年で一年分の残業代を使い切ってしまった…
と言う状況の時、もう半年の残業代が出ないケースがあります。
もちろん、今年度の業務量を考えて残業代の予算要求をしますし、補正予算を組むなどして補填することもありますが、
それでも組織全体での予算は決まっており、全課から補正の要望を出されても全て承認できないのが現実です。
安定を求めて公務員になること
さて、ここまでどちらかと言うとマイナスな面ばかり書いてきましたが、
私的には安定を求めて公務員になることはアリだと思っています。
確かに状況的には一昔前より悪くなっていることは間違いありません。
ですが、本当に直近では公務員の労働環境をよくしようとする動きも多少でてきましたし、
公務員だから当たってもいいだろう、という住民の方もやや減ってきたような気がします。
更に言えば、この辺りを考慮しても、民間企業よりははるかに安定しています。
・ほぼ確実に昇給する
・ボーナスは出る
・社会的地位が高い
これらのメリットはやはり公務員ならではと言えます。
さいごに
今回は公務員と安定、と言うことで書いていきました。
私が入庁した10年以上前はすでに労働環境は悪く、公務員への風当たりも強かったです。
それでも安定しているな…と感じることは色々なところでありました。
労働環境については配属先によるところが大きいので運も多分にありますが、やはり収入的には満足していました。
みなさんの参考になれば幸いです。